FUJIFILMは写真業界をリードしてきたメーカであり、写真フィルムの国産化に成功、高性能化を進めると同時に、写真画質の向上に必要なカラーペーパー（印画紙）の高品質化に尽力してきました。

FUJIFILMはデジタルミニラボFRONTIER（出力機）、カラーペーパーEVER-BEAUTY PAPER for LASER（印画紙）の両方を開発・販売している為、自社製デジタルミニラボに最適化したカラーペーパーを開発する事が可能です。

FUJIFILMEVER-BEAUTY PAPER for LASERはデジタル方式ミニラボFRONTIER用の印画紙として開発されました。FRONTIERに搭載されたレーザー露光方式に最適化することで、EVER-BEAUTY PAPER for LASERはハイライトからシャドーまで豊かな階調を実現する事が出来ます。

EVER-BEAUTY PAPER for LASERの特徴

色再現　色表現が華やかであり、緑の色表現に優れており、鮮明な青や赤などの美しい色彩を自然に再現が可能である。

白色度　優れた白色度により、ヌケの良いハイライトが実現されて、クリアでコントラストの高い仕上がりです。

画像保存性　暗所、明所において長期安定した保存性があり、更に酸性ガスに対する耐性の向上により、「色あせない」カラープリントである。

高品質なデジタルプリントを実現するために、オンラインプリントでは数少なかった「FRONTIER」「EVER-BEAUTY PAPER for LASER」のベストマッチを採用し高品質を維持してきました。プリントの裏面にはFUJIFILMのロゴ、FUJICOLOR EVER-BEAUTY PAPER for LASERの商品名がプリントされています。文字入れ集合写真にも使用しておりますので写真が届きましたらご確認ください。

フジカラーペーパー「EVER-BEAUTY PAPER」シリーズには
①アナログ方式ミニラボ「ROCKY」などの機器に最適な「EVER-BEAUTY PAPER」
②デジタル方式ミニラボ「FRONTIER」にベストマッチする「EVER-BEAUTY PAPER for LASER」 から成ります。 ※ミニラボ　銀塩写真をプリントする機器。 

FUJIFILM社製 EVER-BEAUTY PAPER から EVER-BEAUTY PAPER TYPEⅡへの改良点

① 色再現の向上

フジカラー純正ペーパー「EVER-BEAUTY PAPER TYPEⅡ」シリーズ「EVER-BEAUTY PAPER for LASER」は色再現性がさらに向上し、緑の色再現が改善され鮮明な青や赤などの美しい色彩を、より自然に再現が可能になりプリントがより鮮やかに進歩された。

「EVER-BEAUTY PAPER TYPEⅡ」シリーズは色純度が高く、紫から青、緑の色再現域が広い。補色の赤についても色のりが増し、より鮮やかに色再現することが可能です。プリントの白色度を向上させ、さらに抜けの良いハイライトを実現しています。

② 白色度向上

プリント画像部のくっきりとした仕上がりや色再現性には、白色度（未露光部「白」の色味・明度）が強く影響しており、重要な要因になっていることが知られている。「EVER-BEAUTY PAPER」では、この白色度を損なう要因である残色や、環境中の放射線の照射によるかぶり（特に、イエローかぶり）に対してWE技術、およびRR技術を導入する事で優れた白色度を達成している。「EVER-BEAUTY PAPER TYPEⅡ」シリーズでは、優れた白色度を達成する設計思想を踏襲し、処理後にペーパー中に現存する増感色素を極力減少させ、より一層、白色度を向上させることを可能にするNLS技術、および感度低下することなく粒子サイズを小さくすることで放射線照射によるイエローかぶりを大きく低減することが可能となったARR技術を新たに導入することで、「EVER-BEAUTY PAPER」からさらに優れた白色度を達成した。

③ 耐光性向上  

・フジカラー銀塩プリントは色素を融解した油滴をゼラチンバインダー内に含むため、ガスが直接色素に接触することによる退色が起こりにくい。
・フジカラー「EVER-BEAUTY PAPER TYPEⅡ」では新規骨格カプラーの導入により、画像保存性、特に、ガス耐性の大幅な改良を行った。

高画質写真プリンター FRONTIER

FUJIFILM独自開発の高速レーザー露光方式により、超高画質なプリントを実現します。高画質デジタル画像処理ソフトウェア「Image Intelligence」標準搭載！画像の一番明るい所を白く、暗いところを黒くするような自動補正とは品質が違います。

Image Intelligence　撮影時の被写体を自動解析し、「状況」、「意図」を判定する「シーン解析アルゴリズム」と、そのシーンに合った補正を加え、最適な画像へと変換する「画像表現アルゴリズム」が組み込まれています。このため、逆光シーンやハイコントラストシーン、アンダー・オーバーシーンの補正など、従来では手間がかかる補正作業を必要としたシーンからも自動的に超高画質の仕上がりが得られます。